acaia アカイア コーヒースケール4種の違いを比較

acaia アカイアとは、コーヒーに特化したスケールを作っている会社。

ただ分量を測るだけでしょう?とあなどることなかれ、分量をひとつでもコーヒーにはとても大事な要素。
少しグラム数を変えたり、ほんの気持ちだけ抽出時間を変えるだけで、できあがったコーヒーの味は大きく変わってしまう。

そういったしのぎを削って行われるのが、コーヒー の味を競うバリスタコンテストだ。
そして、コンテストに参加するようなバリスタ達が愛用しているのが、このacaiaのスケール。

コーヒーに特化したスケールというだけあって、できることはすごく多い。
ただ、海外の商品ということだけあって、種類の違いも分かりにくいので、今回は違いを比較していこうと思う。

acaia アカイア デジタルスケールの性能

まず、acaia アカイアシリーズの性能のポイント大きく3つ。

・アプリと連動したコーヒー抽出のレシピ保存
・最小0.1g単位の極小計測(Pyxisは0.01g単位)
・コーヒーの計測に特化した計量システム

どのシリーズにも共通していえる性能だけど、acaiaシリーズの一番のメリットは、アプリと連動することでレシピを保存することができることだと思う。

アプリと連動したコーヒー抽出のレシピ保存

コーヒーは、g単位の違いで味が変わってくる。
逆に言えば、レシピをちゃんと保存しておくことができれば、うまく入った時の淹れ方をいつでも再現することができるということ。

acaiaを使うと、それが可能。
実際にやってみている様子が下の動画。

動画では、アプリとの連動について、具体的な使い方が紹介されている。
簡単にレシピの作成ができている。

これは、店舗での使用だけでなくトレーニングやメニュー開発にも役に立つだろう。

コーヒーの計測に特化した計量システム

また、acaia(アカイア)は、計量の性能も高い。
風袋機能や、自動抽出タイマー機能などがついている。

自動抽出タイマー機能がすごく便利なんだよね。

お湯を淹れたタイミングに反応して、自動でタイマーがスタートする。

下の動画が自動抽出タイマーの様子。

Pour Over Auto Start機能。

Pour Overとは、上から注ぐということ。
要するにコーヒーをドリップするということね。

ドリップの自動スタート機能。
お湯を淹れたらタイマーがスタートし、抽出器具を取ると止まる仕組み。

抽出の状況を数値化し、グラフで視覚化

すごく分かりやすい。

通常は一人でタイマーをいじりながらやる作業も、acaiaなら一人でやっていても楽。
そして、完成したレシピはアプリ上から共有が可能だ。

acaia アカイアのスケールの種類

acaia アカイア のデジタルスケールには、下の4つのシリーズがある。

【acaia アカイアの種類】
・Pearl パール
・Pearl Model S パールモデルS
・Lunar ルナー
・PYXIS ULTRALIGHT WEIGHING SCALE ピクシスウルトラライトウェイティングスケール

4種類あるものの、デザインはほぼ一緒。
違いは、サイズや性能(用途)が、違うということ。

簡単にいうと、ドリップコーヒー用か、エスプレッソ用か。

ドリップコーヒー用が、PearlPearl Model S。
エスプレッソ用が、LunarPixysというイメージ。

ドリップコーヒー用のacaia アカイア スケール

acaia Pearl アカイア パール

オーソドックスなアカイアのスケールが『acaia Pearl アカイア パール

ブラックホワイトの2つのカラーバリエーションがある。

ゴムの部分は、専用耐熱パッド。
上に置くもののすべりどめの役割を果たしているのと同時に、一番濡れやすい部分を保護している。

防水性能はないからね。

ハンドドリップをする時に、サーバーの下に置いて使うことが想定されている。
防水しなくちゃいけないほど、濡れることはないということ。

ひっくり返さないように気をつければ、大丈夫。
そのための、専用耐熱パッドだから。

カラーによって性能に差はないが、ブラックの方が価格はちょっと高め。

Pearl パール
サイズ(mm)160×160×32
重さ462g
計測範囲最大: 2000g
最小: 0.1g
防水性防水なし

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acaia Pearl Model S アカイア パール モデルS

次に、『acaia Pearl Model S アカイア パールモデルS

見た目だけなら、Pearlとほとんど差はない。
PEARL MODEL Sも、カラーバリエーションは、ブラックホワイトの2種類。

acaia Pearl Model S アカイア パールモデルS』は、Pearlよりも新しい機種になる。
Pearl パール シリーズとの一番の違いは「最大秤量」。

Pearl パールは最大2㎏まで計量が可能でだったが、Pearl Model S パールモデルSでは最大3㎏まで計量が可能になっている。

Peral同様、ハンドドリップ時にサーバーをのせることを想定されている。
ただ、最大3kgまで計量することができるので、こんなに大量抽出することも可能だ

Pearlに比べると、業務用という意味合いが強いのが、『acaia Pearl Model S アカイア パールモデルS』。

ちなみに、Model Sの“S”の意味は、“SHARING.(共有)”“SKILLS.(技術)”“SIMPLICITY.(シンプル)”の”S”に由来している。

レシピ共有機能、確かな計量技術、シンプルなデザインを表しているということ。

細かいデザインの変更もあって、ディスプレイの表示がPearlと違い、LEDドット型に変わっている。
これで太陽光が出ていても、より見やすくなった

耐熱カバーも丸形。

Pearl Model Sの基本性能は下の通り。

Pearl パールPearl Model S パールモデルS
サイズ(mm)160×160×32160×160×32
重さ462g606 g
計測範囲最大: 2000g
最小: 0.1g
最大:3000 g
最小: 0.1 g
防水性防水なし防水なし

Pearlと比較してみると、サイズは一緒でも重量は少し重め。
防水性能はPearlと同じくついていない。

あくまでドリップコーヒー仕様になっているので、こぼさないように気をつけよう。
ちなみに、Pearl同様、エスプレッソのホルダーの計測ももちろん可能。

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エスプレッソ用のacaia アカイア スケール

acaia Lunar アカイア ルナー

3つ目が、『acaia Lunar アカイア ルナー』。

PearlシリーズやPearl Model Sシリーズよりも、小型で薄型なのが特徴

カラーバリエーションはブラックとホワイトの2種類。

なぜ小型かというと、エスプレッソマシンで使うことが想定されているから。

エスプレッソマシンの狭い隙間でも使うことができる。

エスプレッソマシンの隙間で使えるスケールはなかなかない。
だから、エスプレッソの競技用としても、よく使われる。

より精度の高いエスプレッソを抽出するためには、正確な計量は不可欠。
acaia Lunar アカイア ルナー』は、かなり正確にエスプレッソを計測することができる。

ちなみに、右が重量で、左が抽出時間。
0.1g単位での計測が可能だ。

ボードを載せれば、カップが2つでも大丈夫。

さらに、エスプレッソ用の自動風袋機能もあり、エスプレッソの最初の一滴がカップに当たったときに時間と抽出量の計測を自動で始めることもできる。

エスプレッソを淹れることだけを考えられたスケール。

Lunarの基本性能は下の通り。

Lunar ルナー
サイズ(mm)105×105×15.5
重さ270g
計測範囲最大: 2000g
最小: 0.1g
防水性防水あり

Pearlシリーズに比べると、かなり小型になっていることが分かる。

エスプレッソで使用するため、防水機能も追加されている。
だから濡らしてしまっても大丈夫。

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acaia Pyxis Ultralight Weighing Scale アカイア ピクシスウルトラライトウェイティングスケール

4つ目が、acaia PYXIS ULTRALIGHT WEIGHING SCALE(アカイア ピクシスウルトラライトウェイティングスケール)

acaiaのシリーズの中でもっとも小型かつ高精細のスケール。

6.5 cm ×6.5 cmとダントツで小型。
さらに、0.01g単位で計測ができる高精細のスケールになる。

最小0.01gから最大500gまでと、狭い範囲での正確さを誇っている高精度のスケール

もはや羽根まで測ることができる。

すごく微細な計量精度。

すごく小型なので、持ち運びも想定されている。
専用のモバイルケースに入れれば、コンパクトに持ち運びが可能。

カバー付きのスケールというのも珍しい。
まあ、普通は持ち運びしないしね。

小さいのにおしゃれで高性能なデジタルスケール。

Pyxisの基本性能は下の通り。
比較対象はLunar。

Lunar ルナーPyxis ピクシス
サイズ(mm)105×105×15.565×6.5×12.7
重さ270g約70g
計測範囲最大: 2000g
最小: 0.1g
最大: 500g
最小: 0.01g
防水性防水あり防水あり

Pyxisは、計測範囲が極狭なので、何を計測するのか目的を持って購入する必要があると思う。

最大500gなので、汎用性は期待できない。
あくまで専門性を突き詰めた結果になるかな。

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acaia アカイア コーヒースケール4種の違いを比較まとめ

acaia アカイアのデジタルスケールについて、紹介してきた。
海外のメーカーの商品ということだけあって、日本語の情報はまだ少ない。

とはいえ、使いやすさはやっぱり間違いないと思う。
もし、ハンドドリップやエスプレッソを極めたいなら、どこかで検討すべき器具かな。

シマケン
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