acaia アカイアとは、コーヒーに特化したしたデジタルスケールのこと。
いくつか種類はあるけれど、その中でもオーソドックスなタイプが『acaia Pearl アカイア パール』。
ハンドドリップ用のデジタルスケール。
できることは、とても多く高性能。
あまりに高性能なので、バリスタ大会などで競技者が愛用するモデルだ。
今回は、そんな『acaia Pearl アカイア パール』について
acaia アカイア
Pearl パール
acaiaのPearlには、ブラックとホワイトの2つのカラーバリエーションがある。
どちらもかっこいい見た目。
ゴムの部分のように、専用の耐熱パッドがついている。
上に置くもののすべりどめの役割を果たしているのと同時に、一番濡れやすい部分を保護している。
防水性能はないからね。
ハンドドリップをする時に、サーバーの下に置いて使うことが想定されている.

写真のように使用することが想定されているため、防水しなくちゃいけないほど、濡れることはないということ。
ひっくり返さないように気をつければ、大丈夫。
そのための、専用耐熱パッドだから。
ドリップコーヒー用といっているけど、エスプレッソの粉の計量にも、もちろん使える。

エスプレッソのタンピング前の状態で計量することが可能だ。
ちょうどよくホルダーが乗るように設計されている。
ちなみに、カラーによって性能に差はないけど、ブラックの方が価格はちょっと高め。

バッテリーは充電式USB電源。
一回の充電で、約20〜30時間持続する。
コーヒーの抽出中はシャットダウンしないようになっている。
必要に応じて、自動オフの時間をアプリでカスタマイズできるようになっていて、想定している以上に長持ちするので安心して欲しい。
詳しいスペックは下の通り。
Pearl パール | |
サイズ(mm) | 160×160×32 |
重さ | 462g |
計測範囲 | 最大: 2000g 最小: 0.1g |
防水性 | 防水なし |
acaia Pearl アカイア パール デジタルスケールの性能
まず、acaia アカイアシリーズの性能のポイント大きく3つ。
・アプリと連動したコーヒー抽出のレシピ保存
・最小0.1g単位の極小計測
・コーヒーの計測に特化した計量システム
どのシリーズにも共通していえる性能だけど、acaiaシリーズの一番のメリットは、アプリと連動することでレシピを保存することができることだと思う。
アプリと連動したコーヒー抽出のレシピ保存

コーヒーは、g単位の違いで味が変わってくる。
逆に言えば、レシピをちゃんと保存しておくことができれば、うまく入った時の淹れ方をいつでも再現することができるということ。
acaiaを使うと、それが可能。
実際にやってみている様子が下の動画。
動画では、アプリとの連動について、具体的な使い方が紹介されている。
抽出しながらでも簡単にレシピの作成をすることができるのでお手軽。
記録したデータは、グラフ化して確認することも可能。

視覚的に抽出状況を確認することができるので、店舗での使用だけでなくトレーニングやメニュー開発にも役に立つだろう。
ちなみに、acaiaアプリでは、メニューの共有をすることもできる。
コーヒーの計測に特化した計量システム

また、acaia(アカイア)は、計量の性能も高い。
風袋機能や、自動抽出タイマー機能などがついている。
自動抽出タイマー機能がすごく便利なんだよね。
お湯を淹れたタイミングに反応して、自動でタイマーがスタートする。
下の動画が自動抽出タイマーの様子。
Pour Over Auto Start機能。
Pour Overとは、上から注ぐということ。
要するにコーヒーをドリップするということね。
ドリップの自動スタート機能。
お湯を淹れたらタイマーがスタートし、抽出器具を取ると止まる仕組み。
通常は一人でタイマーをいじりながらやる。
なかなか面倒だけど、acaia(アカイア)なら一人でやっていても楽。
驚くほど高性能。acaia Pearl アカイア パール デジタルスケールまとめ
『acaia Pearl アカイア パール』について、紹介してきた。
acaiaのシリーズの中では、もっとも安価なデジタルスケール。
とはいえ、性能は他のものとほとんど遜色がなく、高性能。
まさに、コーヒーのために設計されたデジタルスケールだと思う。
acaia(アカイア)とは、コーヒーに特化したスケールを作っている会社。ただ分量を測るだけでしょう?とあなどることなかれ、分量をひとつでもコーヒーにはとても大事な要素。少しグラム数を変えたり、ほんの気持ちだけ抽出時[…]