コーヒーの栽培はどんな国・地域で行われているのか?

コーヒーの木は熱帯植物ですので、暖かい地域で栽培されます。

主な栽培地域は赤道を中心とした南緯25度と北緯25度の間に分布していて、これをコーヒーベルトと呼んでいます。

ただし、コーヒーベルトの中にアラビカ種もカネフォラ種も一様に分布しているのではなく、それぞれ適正な環境で別々に育てられています。

寒がりなカネフォラ種は低地で、暑がりなアラビカ種は高地で栽培させることがほとんどです。

赤道から遠ざかるにつれて、また高所になるにつれて気温は下がりますから、同じ種でも赤道から離れるにつれて低地で栽培するのが一般的です。

そして気温が低くなるにつれて生育が遅くなり、収穫期も遅くなる傾向がありますので、標高差の激しい産地や国土が南北に広い産地では、収穫期が長くなる傾向が見られます。

アラビカ種とカネフォラ種を比較すると、カネフォラ種の方が育てやすいといえます。

カネフォラ種はアラビカ種に比べると乾燥には弱いものの、どんな土壌にも対応できて丈夫なので、アラビカ種を育てるのが難しい地域でも栽培が可能です。

一方のアラビカ種は土壌を選びます。

水はけがよく、根を深く晴れるようなふかふかの土壌、しかも肥沃な弱酸性土壌であることが必要ですので、栽培に向いた地域は限定されてしまいます。

土壌がアラビカの栽培に向いていない地域では、カネフォラの幹にアラビカを接ぎ木して栽培することもあります。

コーヒーベルトから外れますが、日本でもコーヒーの栽培は可能です。

実際に、明治時代初期には小笠原諸島で試験栽培が行われ、現在でも少量生産されています。

また、沖縄などでも商業的に栽培されています。

音質を使えば本州でも育てることはできます。

私も何本か育てていますが、上手く育てば3年で、産地でしか嗅ぐことのできないジャスミンに似た花の香りを楽しむことができます。

もちろん一本の木からコーヒー数杯分程度の果実の収穫も可能です。

ただし、味はといえば美味しくありません。

適性のある地域で適切に栽培、精選することの重要性を実感します。

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