『珈琲考具 ステンレス ドリッパー 』とは、棒状のステンレスだけで組み立てられた斬新な形状のコーヒードリッパー。

まるで現代アートのようなドリッパーで、そのデザイン性の高さから「あのドリッパーは何?」と話題になっています。
たしかに、類を見ないようなデザインで個性的で、本当にコーヒードリッパーとして使用できるのか。
今回は、そんな『珈琲考具 ステンレス ドリッパー 』の特徴や使用するときのメリット・デメリットについて紹介していきます。
珈琲考具 ステンレス ドリッパーの特徴
まずは、『珈琲考具 ステンレス ドリッパー 』の特徴から確認していきましょう。
斬新なステンレス棒だけで作られたデザイン

『珈琲考具 ステンレス ドリッパー 』の一番のポイントは、やはりそのデザイン性でしょう。
あきらかにステンレス棒だけで組み上がられたデザインは、美術館にある現代アートのようです。
ステンレスの産地で金属加工技術が世界的に有名な新潟県燕市で製造されており、燕市のステンレスへのこだわりが詰まったドリッパーです。
3種類のカラーバリエーション

『珈琲考具 ステンレス ドリッパー 』には、シルバー、ブラック、ホワイトの3種類カラーバリエーションがあります。
シルバーは、ステンレスの材質の良さを出した光沢が魅力。
ブラックは、ステンレスに黒発色加工が施されており、金属の光沢はそのままにブラックの重厚感をプラスした仕上がりです。
ホワイトは、ポリエステル樹脂粉体塗を施してあり、かわいらしい雰囲気を出しています。
3種類のサイズのバリエーション

『珈琲考具 ステンレス ドリッパー 』には、1杯用、2〜4杯用、2〜6杯用の3種類のサイズのバリエーションがあります。
写真からは違いが分かりにくいかもしれませんが、フィルターのはみ出し具合に注目してみてください。
はみ出しが多いものほど、小型のドリッパーになります。
大は小を兼ねると言って、大きいサイズで少量のコーヒーを淹れることも可能ですが、大きいサイズで少量を淹れると薄く入りがちです。
せっかく美味しいコーヒーを淹れるのならば、ちょうど良いサイズを選ぶことをおすすめします。
サイズの種類があるのは、シルバーのみでブラックやホワイトはワンサイズのみです。
味はすっきりとした味わい

『珈琲考具 ステンレス ドリッパー 』でコーヒーを淹れた場合、すっきりとした味わいのコーヒーが入りやすいです。
公式ページによると「ガス抜けが良いのですっきりした味わいなりやすい」とのこと。
ガス抜けがどうかは分からないですが、単純に棒状の構造のため、コーヒーの抽出スピードが早く、味わいがすっきりとしたものになりやすいのだと思います。
もし濃くガツンとしたものを飲みたい時は、粉のメッシュを細かくするか量を増やす、意識してゆっくりと注ぐといった工夫をすると良いでしょう。
台形と円錐形、両方のフィルターが使用可能

『珈琲考具 ステンレス ドリッパー 』は、台形と円錐形、両方のペーパーフィルターを使用することができます。
棒状の構造ため、ペーパーフィルターの余分なスペースを、外側に出すことができるようになっているんですね。
そのため、コーヒーフィルターを間違って購入してしまったり、型が違って余ってしまったということがあっても安心して使用することができます。
カップの幅は10cmまで使用可能

『珈琲考具 ステンレス ドリッパー 』は、カップに直接のせてコーヒーを淹れることができます。
下部のスタンド部分の内径が10cmのため、それに合うサイズのカップならば、そのまま使用可能。
棒状の構造をいうこともあり、コーヒーがどのぐらいカップに抽出されるのかを確認しながら淹れることができます。
珈琲考具 ステンレス ドリッパーの3つのメリット

『珈琲考具 ステンレス ドリッパー 』のメリットは以下の3つ。
・おしゃれな高いデザイン性
・苦くなりにくい構造
・使いやすく洗いやすい
おしゃれな高いデザイン性
やはり最大の魅力はデザイン性の高さですよね。
従来のドリッパーの概念を超えたデザイン性は、インテリアとしても置いているだけでおしゃれ。
ついつい自慢したくなってしまうようなデザインのドリッパーです。
インスタグラムで”珈琲考具”で検索すると、インスタ映えしたこのドリッパーがたくさん出てきますよ。
コーヒーが苦くなりにくい構造
味に関しては、すっきりとした味わいになりやすく、苦いコーヒーが苦手な人にとっては、飲みやすいコーヒーが入りやすくなります。
クリアなコーヒーが好きな人には良いですね。
水はけが早いので、ハンドドリップで淹れるときも、湯溜まりができにくく注ぐのが楽しいことも魅力です。
使いやすく洗いやすい
台形と円錐形、両方のペーパーフィルターを使用することができ、抽出する時もカップの上に直接置いて抽出することができお手軽です。
また、オールステンレス製なので、耐久性が高く、洗うのも簡単です。
水洗いするだけで十分汚れが落ちますからね。
珈琲考具 ステンレス ドリッパーの2つのデメリット

逆に『珈琲考具 ステンレス ドリッパー 』のデメリットについても確認しておきましょう。
デメリットは、以下の2つ。
・安定した抽出が難しく味ムラがでやすい
・サイズが大きく場所を取る
安定した抽出が難しく味ムラがでやすい
『珈琲考具 ステンレス ドリッパー 』は、棒状のデザインのため、水抜けが早くコーヒーの抽出も早いです。
基本的に、ドリッパーは、コーヒーを抽出する穴のサイズによって、求められる技量も変わってきます。
穴の面積が大きいほど抽出が早いので、注ぎ方の影響を受けやすく技量を求められることに。
『珈琲考具 ステンレス ドリッパー 』の場合は、もはや穴がない(抽出口が大きい)ため、良くも悪くも注ぎ方の影響を大きく受けることになってしまいます。
そのため、安定した抽出をするにはテクニックが必要になるため、なかなか難易度が高いドリッパーです。
サイズが大きく場所を取る
サーバーやカップに乗せるためのスタンドが下部についているため、ドリッパー自体のサイズが、他社のものより大きく場所をとります。
オールステンレス製ということから、重量も比較的重めなので、軽くコンパクトなものを求めている人には向きません。
珈琲考具 ステンレス ドリッパーの評判や口コミ
『珈琲考具 ステンレス ドリッパー 』を購入した人の評判や口コミを確認していきましょう。
ツイッターの口コミ
インスタグラムの口コミ
ユーチューブのレビュー動画
下村企販株式会社の公式動画
珈琲考具のメーカー、下村企販株式会社の公式動画。
実際にドリッパーを使用している様子も撮影されているので、イメージがしやすいです。
ドリッパー以外の器具も、同じ珈琲考具のコーヒー器具シリーズです。
Y.LIFE STYLEさんのレビュー動画
主婦のルーティン動画で有名なy.life styleさんの動画。
珈琲考具のドリッパーを、台形のフィルターで使っているときの様子が撮影されています。
珈琲考具 ステンレス ドリッパーを購入するなら

『珈琲考具 ステンレス ドリッパー 』を購入するなら公式ストアの『elulushop(エルルショップ)』がおすすめです。
楽天市場上にあるオンラインストアで、楽天と同じように購入することができます。
amazonやWowma、Yahooショッピング、Qoo10のようなネットモールでは、まだほとんど販売されていません。
公式ストアである『elulushop』でなら、全品販売されています。
珈琲考具 ステンレス ドリッパーのセット販売も
珈琲考具では、ドリッパーとドリップポッドをはじめとした、抽出器具のセット販売もしています。
コーヒー好きな人へのギフトにもちょうどいいですね。
セット販売は3種類。
・珈琲考具 2点セット(ワンドリップポット・ドリッパー)
・珈琲考具 2点セット(ドリップポットITTEKIステンレスハンドル・ドリッパー)
・珈琲考具 4点セット(ドリップポットITTEKI木ハンドル・ドリッパー・繰り返し使えるフィルター・割れにくいサーバー)
珈琲考具 2点セット ワンドリップポット・ドリッパー

『珈琲考具 2点セット ワンドリップポット・ドリッパー』は、お一人様用のコーヒー器具ギフト。
一杯用の『珈琲考具 ワンドリッパー』と、一杯用の『珈琲考具 ワンドリップ ポット』がセットになっています。
珈琲考具 2点セット ドリップポットITTEKIステンレスハンドル・ドリッパー

『珈琲考具 2点セット ドリップポットITTEKIステンレスハンドル・ドリッパー』は、ドリッパーとドリップポットがついたコーヒー器具セット。
オーソドックなサイズ感で万能なギフトセットですね。
セット内容は、『珈琲考具 ステンレス ドリッパー』と『珈琲考具 ドリップポット ITTEKI』の2つ。
珈琲考具 4点セット ドリップポットITTEKI木ハンドル・ドリッパー・繰り返し使えるフィルター・割れにくいサーバー

『珈琲考具 4点セット ドリップポットITTEKI木ハンドル・ドリッパー・繰り返し使えるフィルター・割れにくいサーバー』は、コーヒー好きな人向けのフルセット。
いますぐハンドドリップをしてみたい人に向けて、必要なものが一通り揃っています。
セット内容は、『珈琲考具 ドリップポット ITTEKI 木ハンドル』、『珈琲考具 ステンレス ドリッパー』、『珈琲考具 繰り返し使えるフィルター』、『珈琲考具 割れにくいサーバー』の4つ。
これからコーヒーを始めたい人にもおすすめのフルセットです。
珈琲考具 ステンレス ドリッパーのスペック

『珈琲考具 ステンレス ドリッパー 』の細かいスペックは以下の通り。
メーカー | 下村企販株式会社 |
シリーズ | KOGU / 珈琲考具 / コウグ |
商品名 | ステンレス ドリッパー |
サイズ ワンドリッパー | 幅13.2×奥行9.5×高さ7.8cm 内径8×深さ7cm |
サイズ 2~4杯用 | 幅15.0×奥行10.8×高さ8.8cm 内径10.0×深さ7.5cm |
サイズ 2~6杯用 | 幅15×奥行11.3×高さ9.8cm 内径10×深さ8.5cm |
材質 | 18-8ステンレス |
色 | シルバー / ブラック |
生産国 | 日本 |
まとめ
『珈琲考具 ステンレス ドリッパー 』について、紹介してきました。
珈琲考具の『コーヒーをおいしく淹れるために考えられた道具』という意味という名前の由来通り、工夫がされていたドリッパーですね。
一長一短はあれど、やはりあのデザインは使ってみたくなります。
他の珈琲考具のシリーズも、どれも面白くて変わっているので、他のものもぜひ見て欲しいです。