『Cuisinart クイジーナート 12カップ ミル付全自動コーヒーメーカー ADGB-910KJ』は、大容量の抽出が可能な全自動コーヒーメーカー。
一度に12杯分を抽出する大量抽出が可能。
最大1.7Lって、業務用レベルの容量だよね。
さすが、アメリカンサイズ。
そもそもCuisinart クイジナートは、アメリカの調理器具ブランド。
ステンレスのメタルチックなデザインが印象的だ。
無骨かつ丈夫でシンプルな機能性が日本でも人気を集めている。
今回は、そんなクイジナートの全自動コーヒーメーカーについて。
Cuisinart クイジーナート
12カップ ミル付全自動コーヒーメーカー ADGB-910KJ

『Cuisinart クイジーナート 12カップ ミル付全自動コーヒーメーカー ADGB-910KJ』の最大のポイントは、やっぱり容量だと思う。
12カップ分、コーヒーを淹れられる家庭全自動用コーヒーメーカーというのは、とても珍しい。
12カップというと、約1.7L。
夏場に淹れる麦茶レベルの抽出量だ。
朝に多めにコーヒーを淹れて、その場で飲む分と水筒に入れて持っていく分、あわせて抽出することができてしまう。
コーヒーをたくさん飲むという人には、とてもおすすめなモデル。

大容量な抽出が可能な分、豆ケースも巨大。
最大225gのコーヒー豆が入る。
先にまとめてコーヒー豆をセットしておけば、必要な分だけ計測して使ってくれる。
毎回、コーヒー豆を測る手間がないのがうれしい。

秀逸なのが、タイマー機能。
時間と杯数、濃度をセットしておけば、自動でコーヒーを淹れておいてくれる自動予約プログラムを搭載。
朝の時間にあわせておけば、起きてすぐに挽きたてのコーヒーを飲むことができる。

ちなみに、コーヒーの濃度はMILD(マイルド)/MED(ミディアム)/STRONG(ストロング)の3種類。
マイルドからストロングにかけて、濃いということ。
挽き方や抽出方法で調節しているわけではなく、コーヒー豆の量で濃度を調整している。
なるほど。
グラインドコントロールは、杯数の設定のこと。
最小は2杯からで、最大12杯まで2杯単位で設定できる。

注意して欲しいのが、フィルターが業務用で使うようなバスケットタイプだということ。
ペーパーフィルターを使うなら、6~12杯用の立て型ろしを使う必要がある。
付属のゴールドトーンフィルターで淹れることはできるけど、さすがに量が多いと微粉が多いんじゃないかな。
ペーパーフィルターなら『melita メリタ コーヒーフィルター バスケットタイプ 8~12杯用 200枚入り』がおすすめ。

抽出したコーヒーは付属のステンレスサーバー。
大容量抽出できるだけあって、サーバーも大きめ。
1.7Lマックスでコーヒーを淹れたとしても、ちゃんと入る。
ステンレスサーバーなので、保温性は高め。
加熱して保温することはできないけど、ステンレスなので温かさは長持ちする。
個人的には、ステンレスサーバーはすごく良いと思う。
やっぱり加熱しての保温だと、すぐにコーヒーが劣化してしまう。
保温性の高い容器にコーヒーを抽出する方が、味が長持ちするかな。

メンテナンスは、わりと簡単。
洗浄が必要な部分は、分解が可能で、丸洗いすれば大丈夫。
もし内部も洗浄したいときは、クエン酸を使うと良い。
クエン酸約12gと水1,200mlを水タンクに入れて、ミルを停止した状態で粉モードにして空焚きする。
すると、内部の水垢も取れるので、簡単にお手入れが可能だ。

細かいスペックは下の通り。
電源 | AC100V 50/60Hz |
消費電力 | 1000W |
抽出方式 | ドリップ式 |
最大使用水量 | 約1.7L |
電源コード | 約1.5m(有効長) |
外形寸法 | 約幅210×奥行330×高さ420mm (保温ポット装着時最大寸法) |
重量 | 約5.6kg |
いっぱい飲みたいなら。Cuisinart クイジーナート 12カップ ミル付全自動コーヒーメーカー ADGB-910KJまとめ
『Cuisinart クイジーナート 12カップ ミル付全自動コーヒーメーカー ADGB-910KJ』について紹介してきた。
12配分抽出できるというのは、なかなかすごいと思う。
完全に業務用レベルの容量。
性能もとてもシンプルだから、使いやすいしね。
毎日大量にコーヒーを飲みたい人には、おすすめ。
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