家庭用エスプレッソマシンといえば、デロンギシリーズ。
デロンギのエスプレッソマシンの中でも、個人的に一番見た目がタイプなのが、デロンギ デディカ エスプレッソ・カプチーノメーカー [EC680M]。

幅15cmの細身の外観が、すごくスマート。
メタルチックな感じが惹かれる。
このテディカ、コンパクトなのに、実は高性能なエスプレッソマシン。
家庭用ながら業務用並のスペックを持っている。
エスプレッソといえば、『9気圧・90℃・30秒』がキーワード。
9気圧程度の高圧力で、90℃の高温のお湯を使って、30秒の短時間で抽出することからきている。
この条件を満たすことができれば美味しいエスプレッソが出来上がる。
簡単そうに見えて、結構難しい。
というのも、気圧がとてもやっかいだから。
エスプレッソは高い気圧をかけて、コーヒーを抽出する方法ですね。
9気圧ほどの圧力をかけます。
9気圧というと、海面から90m潜った時にかかる気圧。
なんと素潜り(FIM)女子日本記録に近い数字です!
それだけの圧力が一杯にかかってます。
エスプレッソの豆知識。
かなりの高圧力をかける必要があるので、家庭用で再現するのはとても難しい。
だけど、デロンギ デディカは、内部気圧最大15気圧の電磁ポンプを搭載することによって、抽出気圧9気圧を再現することができている。
家庭用では、かなり高性能。
というか、ちょっとしたカフェぐらいならいけるレベル。
ただ、連続使用を続けると、だんだんと圧力が下がりがち。
何回も使いたいときは、少し休ませつつ使う方がいい。

また、デロンギ デディカは、プログラムモードがついている。
業務用なら当たり前だけど、家庭用エスプレッソマシンには、なかなかない機能。
【プログラムモード】
・抽出量の設定
・抽出温度の設定(3段階)
・水硬度の設定(3段階)
・スリープモードの設定
これね、なかなかすごい。
あらかじめ設定しておけば、好みの味にできるから、毎回美味しく飲める。
本当にお店のレシピ作りもできてしまいそう。
Delonghi デロンギ
デディカ エスプレッソ・カプチーノメーカー [EC680M]

デロンギ デディカ エスプレッソ・カプチーノメーカー [EC680M]。
カラーバリエーションは、3種類。
シルバー、レッド、ブラック。
レッドやブラックも、光沢があって高級感がある。
レッドがEC680R、ブラックがEC680BK。
インテリアとしても、キッチンのいいアクセントになりそう。
もちろん色が違ってもスペックに差はない。

操作は、正面上部の3つのボタンですることになる。
3つしかないから、操作方法は極めてシンプル。
誰でも簡単にエスプレッソがつくれてしまう。
だけど、やっぱりミルクスチームは練習が必要かな。

ミルクは、手動だから綺麗なラテアートを作るには、練習が必要になってくる。
とはいえ、自宅で練習できるなら、上達も早そう。
私も、最初は働いているお店で練習したけど、慣れるまではかなり難しかった。
練習するだけだなら、水に牛乳を少し混ぜるだけで、牛乳っぽい感じになるので、おすすめ。
ちなみに、ミルクジャグは付属していないので、別で購入が必要。

タンパーは簡易的なものがついている。
パウダーでもできるけど、面倒ならポッドのものでいれても美味しく淹れられる。
ポッドっていうのは、ドリップバッグのエスプレッソ版。
フィルターにコーヒーの粉が詰められているもので、セットするだけだから、とてもお手軽。
片付けもすてるだけだから、お手軽だし。
ちなみに、お手入れは毎日必要。
本体は水洗い不可だけど、他は水洗いできるので、洗ってしまえば大丈夫。

細かいスペックは下の通り。
商品コード | EC680M |
---|---|
商品名 | デロンギ デディカ エスプレッソ・カプチーノメーカー |
色 | メタルシルバー |
電圧/周波数 | 100V(50/60Hz) |
消費電力 | 1300W |
ポンプ圧(気圧) | 15 |
抽出気圧(気圧) | 9 |
タンク容量 | 1.0L |
外形寸法/重量 | 幅:150mm 奥行:330mm 高さ:305mm 本体重量:4.0Kg |
機能 | エスプレッソ カプチーノ エスプレッソ抽出 – カフェポッド エスプレッソ抽出 – パウダー : 1杯・2杯同時抽出有り 抽出量設定機能 ミルクの泡立て : 手動 スチームノズル : 二重構造 節電機能 |
付属品 | タンパー : 計量スプーン一体型 フィルターホルダー カフェポッド用フィルター 1杯取りフィルター 2杯取りフィルター 計量スプーン お試し用カフェポッド引換ハガキ |
生産国 | 中国 |
デロンギといえば、イタリアのおしゃれ家電メーカー。オイルストーブや電気ケトルをはじめとした調理器具が有名です。コーヒーメーカーも数多くの種類を販売しており、日本でもそのおしゃれなデザインとシンプルな操作性が人気を集めています。外で[…]