『ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ VKB-120HSV』とは、数多くの喫茶店で使われていて、ドリップポット選びに悩んだときのテッパンともいえるドリップケトル 。
すごく安価なのに、性能が良いというコスパが魅力。

初心者から玄人まで、使いやすいので、幅広いお店や業態で使われています。
今回は、そんな『ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ VKB-120HSV』の特徴や、使用する上でのメリットとデメリット、口コミについて紹介していきます。
ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ VKB-120HSVの特徴
まずは『ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ VKB-120HSV』の特徴について確認していきましょう。
ゆっくり注げる細い注ぎ口

『ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ VKB-120HSV』は、注ぎ口が根元から先端まで細くなっている細口タイプの注ぎ口が特徴です。
すごく細い注ぎ口のため、お湯の量を一定に調節することができます。
急にお湯が溢れるといった心配がないので、ハンドドリップに慣れていない人でも安心しておいしいコーヒーを淹れることができます。
持ちやすい持ち手

『ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ VKB-120HSV』の持ち手は上部だけ固定し外側を向いた形状で、持ちやすい形になっています。
底部から離れた形状になっているため、ガス火で加熱しても熱くなりません。
全体的に軽量なことが特徴なので、女性でも簡単に取り回しができますよ。
2種類のカラーバリエーション

『ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ VKB-120HSV』のカラーバリエーションは、シルバーとブラックの2種類。
どちらもウェーブ状のデザインになっています。
『ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ マットブラック VKB-120-MB』は、マットな質感のブラックで、シルバーとはまた違った高級感があります。
価格は加工している分、ブラックの方が少し高めです。
ガス火、IHも対応

加熱方法は、ガス火、IHだけでなく、IH200V・100V、ガスコンロ、エンクロヒータ、ラジエントヒータ、ハロゲンヒータ、シーズヒータなどに対応。
どの熱源でも加熱することができます。
ただ、できれば電気ケトルなど他で沸かしてから、お湯を移して使うことの方がおすすめです。
やっぱり電気ケトルで沸かした方が早くて、安全で、温度調整がしやすいですから。
電気ケトルで沸騰させたお湯を、『ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ VKB-120HSV』に移すとお湯の温度が下がって、ちょうど良い具合になります。
沸騰した直後の100℃のお湯より、90℃前後まで下がったお湯を使うのが、おいしいコーヒーを淹れる時のコツです。
もし面倒なようなら、最初から温度調節機能付きのコーヒーポットを検討するのもおすすめですね。
ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ VKB-120HSVのメリットとデメリット
『ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ VKB-120HSV』のメリットとデメリットを確認していきましょう。
2つのメリット
・ハンドドリップに慣れていない人でも使いやすい
・比較的安価に購入することができる
メリットは上記の2つです。
ハンドドリップに慣れていない人でも使いやすい

『ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ VKB-120HSV』は、細口の注ぎ口に持ちやすい持ち手で、ハンドドリップ初心者でも使いやすい形状です。
ハンドドリップに慣れていないときにやりがちなのは、湯量の調節を間違えてしまうこと。
ついつい注ぎすぎてしまったりするんですよね。
このドリップポットは、根元から先端まで細口の注ぎ口で、お湯が溢れるということはありません。
そのため、ハンドドリップ初心者でも安心して使用できます。
比較的安価に購入することができる
性能のわりに、とても安価なドリップポットです。
定価で4,000円(税抜)ですが、アマゾンなら3,000円を切ることもあります。
定価でも比較的安価にも関わらず、販売店によってはさらに安くなるので、手が届きやすいことが魅力です。
業務用で使う場合にも、数を揃えやすいですよね。
2つのデメリット
・湯量の調節ができない
・耐久性が不安
メリットに対してデメリットは上記の2つです。
湯量の調節ができない
メリットで使いやすいと紹介しましたが、あくまで使いやすいのは湯量を細く少なく調整するとき。
逆に、太く多くい注ぎたいときには、湯量を増やすことができません。
安定している分、湯量の制限があるので、ハンドドリップ初心者はともかく、玄人には物足りなく感じてしまうかもしれません。
耐久性が不安
口コミを確認すると、耐久性に難ありという口コミを多く見かけます。
直接加熱して使っている場合には、やはり痛みやすいようです。
安価なので、買い直しやすいとはいえ、壊れてしまうのはストレスですよね。
長く使いたいのであれば、直接加熱するのではなく、電気ケトルで沸かして移すという使い方が必要になると思います。
ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ VKB-120HSVの評判や口コミ
『ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ VKB-120HSV』の評判や口コミも確認しておきましょう。
ツイッターの口コミ
インスタグラムの口コミ
ユーチューブのレビュー動画
DevonReviewerさんのレビュー動画です。
実際に『ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ VKB-120HSV』を使用しての使用感や使い勝手について紹介しています。
Prima Coffee Equipmentさんのレビュー動画です。
詳しく紹介していますが、内容は英語です。
購入ページの高評価の口コミ
細くポタポタとお湯を注げる
デザインに惹かれて購入しました。このハリオのドリップポットは、とても有名なので持っているだけで優越感があります。コーヒー屋さんとかに行くと同じドリップポットを使っているお店が多くて、「あ、うちと同じやつだ!」と見かけるたびに嬉しくなります。スタイリッシュでマットなデザインは、目立ちますからね。
デザインだけでなく、使いやすい。狙ったところにお湯をゆっくりと注ぐことができ、湯量も繊細なコントロールが可能です。慣れれば、糸のように細く途切れずに注ぐという芸当もできるようになります。個人的には、持ち手の角度が良いのだと思っています。お湯を注ぐ傾けたときが、最も持ちやすく負荷が掛からないようになっているからです。
お店でもよく使われているので、プロからみても間違いないドリップポットなんでしょうね。
基本性能を抑えたコーヒーケトル
お気に入りのドリップポットです。かれこれ数年は愛用しています。このドリップポットの良いところは、安価なのに基本性能を一通り抑えているというところです。
■熱源はガス火、IHともに対応。
■注ぎ口は細く注ぎやすい。
■本体も軽く持ちやすいグリップ。
欠点らしい欠点はなく、むしろ使いやすい。これからもずっと愛用していきたいと思います。
購入ページの低評価の口コミ
金属臭がすごい
デザインが気に入って購入しました。実際に買ってみて注ぎやすく、とても使いやすいです。ただ、これまではホーローのものを使っていたので気になりませんでしたが、このドリップポットに換えてから金属臭がすごくします。お湯に金属が溶け出しているんじゃないかと思うほど、すごい匂い。正直に言って不快です。
耐久性に難あり
買った当初は使いやすくて、良く使っていたんですが、何ヶ月か使っているうちにお湯が底から漏れてくるようになりました。そんなに激しい使い方はしていないと思うんですが、非常に残念です。やっぱり値段相応なのかなと思っています。
ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ VKB-120HSVを購入するなら

『ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ VKB-120HSV』は、amazon.co.jpや楽天市場、Yahooショッピング、Wowma、Qoo10などのネットモールで販売されています。
ハリオの公式ページでも販売されているけど、おすすめはアマゾンです。
公式だと4,000円の定価で購入することになりますが、アマゾンなら3,000円を切ることもあります。
早く届くので、すぐに受け取れますよ。
ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ VKB-120HSVのスペック

『ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ VKB-120HSV』の細かいスペックは以下の通りです。
メーカー | HARIO(ハリオ) |
品名 | V60ドリップケトル・ヴォーノ |
品番 | シルバー:VKB-120HSV ブラック:VKB-120MB |
カラー | シルバー/ブラック |
サイズ | 幅27.4×奥行14.4×高さ14.7cm 口径/7.7cm |
重量 | 420g |
材質 | 本体・フタ/ステンレス フタツマミ・取っ手/フェノール樹脂 |
生産国 | 日本製 |
容量 | 実用容量:800ml (満水容量:1200ml) |
価格 | シルバー:4,000円 ブラック:5,500円 |
まとめ
『ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ VKB-120HSV』について、紹介してきました。
低価格なのに使いやすいドリップポットなので、ハンドドリップ初心者にはとてもおすすめです。
誰でも使いやすいドリップポットだから、業務用として数を揃えるのも良いですね。