『ハリオ V60ドリップ スケール VST-2000B』は、重さと時間の両方を測ることができるコーヒードリップ専用のスケール。
スケールとは、重さを測る器具のことをいうけど、このスケールは時間も測ることができます。

コーヒーをおいしく淹れるためには、正確な時間と重さの計測はとても重要です。
時間と重さがちょっと違ってしまっただけで、コーヒーは味が変わってしまいますから。
今回は、そんな重さと時間の両方が測れる『ハリオ V60ドリップ スケール VST-2000B』の特徴や、使用する上でのメリットとデメリット、口コミについて紹介していきます。
ハリオ V60ドリップ スケール VST-2000Bの特徴
まずは『ハリオ V60ドリップ スケール VST-2000B』の特徴について確認していきます。
マットな質感が魅力のブラック

『ハリオ V60ドリップ スケール VST-2000B』は、全面マットブラック。
コーヒーを淹れる時には、コーヒーがこぼれたりと粉がついたりと汚れやすいですが、汚れが目立たないようになっています。
指紋もつきにくいので、使い勝手は快適です。
薄くコンパクトな設計

ボタン電池式なので、薄くコンパクト。
キッチンなどでスペースをとらないように、この設計になっています。
とても収納がしやすいですね。
サイズは、以下の通りです。
サイズ | 幅120×奥行190×高29mm |
重量 | 265g |
分量と時間両方の計測が可能
『ハリオ V60ドリップ スケール VST-2000B』は、分量と時間を両方計測することができます。
使い方は簡単で、コーヒーサーバーを載せ、お湯を注ぐと同時にタイマーをスタートすることで、お湯を注いだ量と時間を確認しながら淹れることができます。
あらかじめお湯を注ぐ量と時間を決めておけば、あとは画面を確認しながらお湯を注ぐだけ。
あらかじめレシピを作っておけば、安定してコーヒーを淹れることができます。
計測範囲と計測時間

『HARIO ハリオ V60ドリップ スケール VST-2000B』の重量の計測範囲は、2g~2,000g。
最小表示は重量によって違っていて、200g以下の場合は0.1g単位、200gから500g以下の範囲では0.5g単位、500gから2,000gの範囲では1.0g単位で表示されます。
重量が細かければ細かいほど、計測も細かく表示できるということ。
コーヒーの場合は、数グラムから数十グラムが大半なので大丈夫ですが、茶葉のような数グラム単位のものを計測する時は、誤差がでやすくなりますね。
時間の計測範囲は99分59秒まで。
約1時間40分ほどが計測可能です。
ハリオ V60ドリップ スケール VST-2000Bのメンテナンス方法
掃除するには
『ハリオ V60ドリップ スケール VST-2000B』のメンテナンスは、基本的には水で絞った布などで拭き取れば大丈夫です。
防水対応しているわけではないので、水洗いはできません。
汚れが強い時は、中性洗剤をふきんなどにつけて拭き取るようにしましょう。
手入れをするときは、シンナー、ベンジン、ガソリン、灯油、アルコールなどは使わないようにしてください。
もし使ってしまうと変色、変形の恐れがあります。
電池が切れてしまったら
電源は乾電池式です。
電池がなくなてしまうと表示部に『Lo』と表示されるので、早めに電池を交換しよう。
もともと電池は付属しているものの、確認用のため、あんまり電源は持たない可能性があります。
交換は、DC3V 単4型乾電池×2個。
新しいものに交換した場合、1日3回、1回2分、室温20℃で使った場合で、約12ヶ月使用することができます。
ハリオ V60ドリップ スケール VST-2000Bのメリットとデメリット
2つのメリット
・コーヒーに特化した仕様
・ハンドドリップに対する意識が変わる
メリットは上記の2つです。
コーヒーに特化した仕様
『ハリオ V60ドリップ スケール VST-2000B』は、コーヒーのために設計されたコーヒースケール。
時間と分量の両方を計測できるので、豆の分量はもちろんのこと、コーヒーを淹れながら時間と抽出量を確認することができます。
ハンドドリップに対する意識が変わる
これまでスケールを使わずに、コーヒーを淹れていた人は、使ってみるとその便利さに驚くと思います。
豆の分量は、メジャースプーンで計測するより正確。
抽出量も目分で淹れるのに比べると、正確に計ることができるので、味が安定するようになります。
とても便利なので、一度使うと手放せなくなります。
2つのデメリット
・防水には対応していない
・計測に微妙にラグがある
メリットに対してデメリットは上記の2つです。
防水には対応していない
『ハリオ V60ドリップ スケール VST-2000B』は、防水には対応していません。
そのため、コーヒーやお湯を思いっきり溢してしまったり、エスプレッソマシンで使ったりすると故障の危険があります。
水にはとても弱いので、注意して使いましょう。
計測に微妙にラグがある
分量と時間の両方を同時に計測することができるので、抽出しながら使うことができます。
しかし、一瞬のラグが計測時にあるので、コーヒーを淹れながらだと少しずつズレます。
そのため、予測しながらコーヒーを淹れることになりますね。
ハリオ V60ドリップ スケール VST-2000Bの評判・口コミ
『ハリオ V60ドリップ スケール VST-2000B』の評判や口コミも確認しておきましょう。
ツイッターの口コミ
インスタグラムの口コミ
ユーチューブのレビュー動画
HARIO Official Channelの公式動画
HARIO Official Channelさんの公式動画。
公式なだけあって、とても丁寧に計測、計量している様子を紹介しています。
登場するコーヒー器具は、すべてハリオのコーヒー器具。
HARIOTASSOさんのレビュー動画
HIROTASSOさんのレビュー動画です。
『ハリオ V60ドリップ スケール VST-2000B』を使っている様子だけでなく、コーヒーの淹れ方のレシピまで公開中。
参考になりますよ。
購入ページの高評価の口コミ
コーヒーに特化していて淹れるのが楽しい
コーヒーに特化しているスケールです。重さと時間が同時に測れるので、ハンドドリップでコーヒーを淹れる時にとても便利です。タッチセンサーがやや使いにくいと感じますが、慣れの問題でしょう。いままでは、なんとなくで淹れていましたが、数字で見えると全然違いますね。おかげさまで、安定してハンドドリップができるようになりました。いまでは。これがないとコーヒーを淹れられないです。ハリオという有名なブランドの品っていうのが、信頼でき安心できます。
防水じゃないので注意が必要
4年ほど使っています。特に問題なく使用できていて、とても便利な秤です。あえて欠点をあげるなら、防水ではないこと。コーヒーを淹れている時に、うっかりこぼして浸水してしまうと、液晶が表示されなくなることがあります。だから、お湯を注ぎすぎないように、横に受け皿を持って、注ぎ終わったらすぐに移してこぼれないようにしています。これまでに2回、かなり多くのお湯をこぼしてしまいました。液晶は写らなくなってしまいましたが、1日ほど置いてよく乾かしたら復活しました。電池を抜いて、しっかり乾かせば、翌日には液晶が表示されるようになり安心しました。
購入ページの低評価の口コミ
コーヒー以外の計量には向きません
使い勝手はいいですが、それはあくまでコーヒーに限った話です。茶葉のような2g、3gのような細かいものへの感度はとても低いです。逆に、料理で使うような重めのものについても計りづらいです。コーヒーのような数十グラムぐらいのものに向いているスケールだと思います。
タッチに関する感度も微妙な感じです。あくまでそこそこなスケールです。
正確性に欠ける
コーヒーを淹れるために、重さと時間の両方が計測できるということで購入しましたが、期待外れでした。といのも、肝心の重さの正確性が微妙だから。ゆっくりコーヒーを淹れていっても、数値が飛び飛びで移動していくので、最後にかなりズレてしまいます。まだ調理用のタニタのキッチンスケールの方が使いやすかった気がします。
結局ズレを予測しながら淹れてしまっています。だから、サーバーのメモリを見ながら淹れていた時と大差ないです。なんかあまり存在意義を感じませんでした。かといってキッチン用のスケールとして使おうかと思っても、今度は小さすぎて役に立ちません。結局何用で使うべきスケールなのか、全くわかりません。
ハリオ V60ドリップ スケール VST-2000Bを購入するには?
『ハリオ V60ドリップ スケール VST-2000B』は、Amazon.co.jp、楽天市場、Yahooショッピング、wowma、Qoo10のようなショッピングモールで購入することができます。
ハリオの公式サイトでも購入可能ですが、公式サイトは6,600円の定価で結構高いです。
そのため、購入するならアマゾンがおすすめ。
アマゾンなら安価に早く手に入れることができます。
ハリオ V60ドリップ スケール VST-2000Bのスペック

『ハリオ V60ドリップ スケール VST-2000B』の細かいスペックは以下の通りです。
ブランド | HARIO(ハリオ) |
品番 | VST-2000B |
カラー | ブラック |
サイズ | 幅 120 mm × 奥行 190 mm × 高 29 mm |
材質 | 本体/ABS樹脂 |
計測範囲 | 2g~2,000g |
最小表示 | 0.2~200g以下:0.1g 200g超え~500以下:0.5g 500g超え~2,000g以下:1.0g |
表示方法 | 液晶デジタル4桁 |
カウントアップ最大計測時間 | 99分59秒 |
常温時精度(20℃) | ±0.0026% |
安定所要時間 | 約3秒 |
電源 | DC3V 単4型乾電池×2個 (動作確認用電池付き) |
消費電力(使用時) | 約8mA |
オートパワーオフ | 約5分 カウントアップ中はタイマーのみ99分59秒 |
原産国 | 中国製 |
まとめ
『ハリオ V60ドリップ スケール VST-2000B』について紹介してきました。
重さと時間の両方を計測できるのは、ドリップコーヒーを淹れる時には嬉しい機能。
ドリップコーヒーでなくとも、使うこともできるので、デジタルスケールは1台持っていると便利です。