コーヒーの常識が覆るようなポットを見つけた。
一心窯の 『焼締珈琲急須』。
ん?と思われるかもしれないけど、文字通り、ポットではなく急須のこと。
どうやらこの焼締珈琲急須、コーヒー用に開発された急須とのこと。

見た目はどう見てもふつうの急須。
私では、陶器の良さまでは判別つかないけど、美味しいお茶が入れられそうなイメージは浮かぶ。
てっきり、ドリッパーが別にあって、ドリップポットの役割を果たすのだと思っていた。
しかし、実は違っていて、この急須一つでコーヒーを淹れることができる。
どうやって淹れるのかというと
茶葉と同じようにコーヒーの粉を入れて、抽出する。

まるっきり、お茶と同じ方法。
粉を入れて、少量のお湯を淹れ1分ほど蒸らす。
そして、カップ分のお湯を注ぐことでコーヒーが抽出されるという。
なるほど。
フレンチプレスと同じ浸漬式でのコーヒーの抽出ということ。
浸漬式とは、お湯にコーヒーの粉を浸して漬けることで抽出する方式のことをいう。
この焼締珈琲急須も同じ原理で、コーヒーが抽出されている。

中のメッシュがステンレスフィルターの役割をしているので、しっかりとしたコーヒーが淹れられるようになっているわけだ。
焼締珈琲急須は金属フィルターを使っているようなものなので、コーヒーの油分も一緒に抽出される。
そのため、できあがったコーヒーは独特の舌触りのコーヒーが楽しめる。
急須のらしさが出てる気がして、個人的にはすごく惹かれる。
一心窯
焼締珈琲急須のスペック

焼締珈琲急須は、コーヒー用に開発された急須。
和な感じが、古民家カフェとかと相性が良さそう。
抽出方式は、お茶を入れる時と同じように、コーヒーの粉をいれて急須内でコーヒーを完成される方式。
中のフィルターが120メッシュとう細かさになっているので、金属フィルター同様の効果をだしている。
総称すると、フレンチプレスの和風版といった感じ。
雰囲気が変わるだけでも、コーヒーの楽しみ方が大きく変わりそう。
ちなみに日本茶にも、もちろん使える。
細かいスペックは下の通り。
サイズ | 幅19×奥行き12×高さ9.5cm |
重さ | 313g |
容量 | 450cc |
素材 | 陶器、ステンレス |
生産国 | 日本製 |