『無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカー MJ-CM1』は、無印良品のコスとパフォーマンスの良い全自動コーヒーメーカー。
スタイリッシュに作られていて、無印良品らしくインテリアとしても優秀なデザイン。

シルバーの見た目がキッチンによく馴染む。
名前の通り、豆から挽いて淹れることができる全自動のコーヒーメーカー。
一度にカップ1~3杯分のコーヒーを淹れることができる。
珍しいのは、タイマー機能があるということ。
タイマーを使えば、豆と水をセットしておくだけで、時間にあわせてコーヒーを淹れておくことができる。
朝一や、休憩にあわせてコーヒーを飲むことができるということだ。
ありそうでなかった機能だと思う。
無印良品
豆から挽けるコーヒーメーカー MJ-CM1
『無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカー MJ-CM1』の一番のポイントは、味の良さだと思う。
生活雑貨の無印のコーヒーメーカーなんだから、性能なんて最低限だろうと思っていたけれど、味が予想外にレベル高い。
それもそのはず、高品質なコーヒーで有名なミカフェートの監修のもと、開発されているから。
ガイアの夜明けで開発の様子が放送され、とても話題になった。
発売直後は予約販売だけで在庫が無くなってしまうほど。
それほど人気を集めた商品。
豆から挽けるコーヒーメーカー MJ-CM1のおいしさのポイント
5段階で挽き目を調整できるコーヒーミル

『無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカー MJ-CM1』は、コーヒー豆を挽くときの粗さを5段階で調節することが可能だ。
5段階というのは、家庭用ではなかなかない。
コーヒーは挽き目で味が大きく変わるため、5段階もあれば最適な味を見つけることができるだろう。
焙煎度にあわせた設定も可能だし、アイスコーヒー用に細かく挽くこともできる。
なぜそういうことができるのかというと、ポイントはミルの構造にある。
『無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカー MJ-CM1』では、ミルにフラットカッターミルが搭載されているから。

フラットカッターミルを低速で回転させることで摩擦熱を抑え、豆の香りを損なわないようにしている。
また、平行に並んだ固定刃と回転刃によって、豆を一粒一粒挟みながら挽くので
、粒子を均一にすることができるようになった。
粉の大きさが揃っていると、雑味が出にくくなる。
そのため、クリアなコーヒーが淹れられるようになった。
プロのハンドドリップをイメージした抽出方法

『無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカー MJ-CM1』で目標としているのは、自宅でプロがハンドドリップで淹れたようなコーヒーを楽しめるようにすること。
そのため、できるだけハンドドリップに近くするような工夫がされている。
しれが、87℃の湯温と斜めに吹き出るシャワー。

コーヒーを淹れるときに大切な要素の一つが注ぐときのお湯の温度。
温度高すぎると、苦味や酸味が強すぎるコーヒーが出来上がってしまい、温度が低すぎると、物足りない味わいのコーヒーができてしまう。
そのため、『無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカー MJ-CM1』では、お湯の温度をミカフェート推奨の87℃に設定。
焙煎度が浅めのコーヒーでも、深めのコーヒーでもバランスよく抽出できる温度にしてある。
あえて温度を固定することで、味の変化が欲しい時は、挽き目と豆の量で調整できるようになっているのだ。

また、斜めにシャワーをかけることで、蒸らしで膨らんだコーヒードームの壁を崩さず丁寧な抽出を行うことができるようになっている。
その違いは、コーヒーを淹れ終わった後の粉を見てみると一目瞭然で、まるでハンドドリップで淹れた後かのように、コーヒー粉が真ん中だけ窪みドーム状になっている。
これが、『無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカー MJ-CM1』の美味しさのポイントだ。
豆から挽けるコーヒーメーカー MJ-CM1のスペック

『無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカー MJ-CM1』は、幅14.5cm×奥行28.5cm×高さ34.5cmとスタイリッシュなので、スペースはあまりとらない。
と思いがちだけど、実は使用するにはスペースが必要。
左右に豆入れと水タンクの扉が開くため、幅は3倍の43.5cm以上あった方がいい。
上部も豆入れのスペースが必要なので、すこしスペースがあいていた方がいいかな。
また、焙煎度があまりにも深い豆は使用に想定されていない。
そのためか、深煎りの豆特有のコーヒー豆の油で、豆が引っかかってしまうことも多い。
深煎りの豆を使う時は注意するようにしよう。
細かいスペックは下の通り。
原産国・地域 | 日本 |
仕様・混率 | サイズ:幅14.5×奥行28.5×高さ34.5cm 重さ:約4.4kg 消費電力:630W 電源コード:約1m 電源:単4形アルカリ乾電池×3本(別売) |
重量(梱包材含む) | 約5.60kg |
外寸 | 幅14.5×奥行28.5×高さ34.5 重さ約4400g |
容量 | 520ml |
型名 | MJ-CM1 |
部材ごとの素材 | 本体:PP ステンレスパネル:SUS__ミルAS |
主な機能・性能 | フラットカッターミル方式 タイマー機能 |
付属物情報 | お手入れブラシ 計量カップ |
インテリアに馴染む。無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカー MJ-CM1まとめ
『無印良品 豆から挽けるコーヒーメーカー MJ-CM1』について紹介してきた。
ちなみに、開発したのはツインバード。
この無印良品のコーヒーメーカーを開発した後に、新たに開発されたのが『TWINBIRD ツインバード 全自動コーヒーメーカー 3杯用 CM-D457B』。
そのためか、見た目含めて、機能も似ている点がすごく多い。
スペックは後続のCM-D457Bの方が多少高いので、より最新のものが欲しいなら、『TWINBIRD ツインバード 全自動コーヒーメーカー 3杯用 CM-D457B』の方がおすすめ。
ただし、そこまで劇的に違うかというと悩みどころ。
無印良品の方が圧倒的に安価なので、価格に対するコスパなら、無印良品の方がお得。
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