焙煎機の熱源にはどんなのがあるの?

焙煎機の熱源には、灯油などの石油系燃料、ガス、電気、炭火、加熱水蒸気などがあります。

灯油などの石油系燃料

石油系燃料は燃料コストがもっとも安く、工業用の大型焙煎機で多く使われていますが、窒素化合物、硫黄化合物などが燃焼時に発生し、環境への負担が大きいのが難点です。

ガス

一回あたりの焙煎涼が数十kg程度の焙煎機では、ガス熱源がもっとも一般的です。

石油系燃料は環境への負担がかかることから、大型焙煎機でも少しずつガス熱源への移行が進みつつあります。

ガスは比較的クリーンで、コストも安く、しかも簡単に使えるという特徴があります。

火力への調整も流量の調整一つでできますからとても便利です。

圧力計を付ければ精度の高い制御が可能になります。

ただし、ガスの種類(都市ガス、プロパンガス)によって適合するガス器具が変わったり、発熱量が変わったりするので、その点には注意です(プロパンガスの発熱部は都市ガスの倍程度あります)。

都市ガスの場合は、食事の支度時になると急にガス圧が不安定にあんることもあるようです。

予期せぬトラブルを避けるために、プロパンガスを使ったり、食事時の焙煎を控えるプロもいます。

電気

電気もガスと同様に制御しやすい熱源です。

ただ同じ熱量に対してガスの2倍程度のコストがかかり、大型化には向いていないため、主に家庭用の焙煎機や業務用の小型焙煎機(一回1kg 程度)に使われています。

過熱水蒸気

過熱水蒸気とは、100度以上に加熱した水蒸気のことで、これを利用した家庭用オーブンが販売されたことで身近な存在になりました。

焙煎機の熱源としても利用され始めています。

これまでに何度かデータをとりましたが、残念ながら今のところ明確な特徴は見いだせていません。

ただし過熱水蒸気は乾燥させる力が強かったり、熱を伝える力が強かったり、通常とは違う環境(無酸素に近い状態)で焙煎することができたりするので、今後の展開が期待されています。

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