【粉度と淹れ方の関係】なんでコーヒー豆は挽いて使うの?

コーヒーを淹れる時、豆は挽いて粉にしてから使用しますよね。

「そもそも豆の状態では使えないの?」
と思う人も中にはいるのではないでしょうか。

豆のまま使えなくもないですが、非効率的ですし、おいしく飲むのは難しいでしょう。

なんで、粉にしないと使えないのか。
そして、粉ならなんでもよいのか。

今回は、コーヒーの粉と淹れ方の関係について、紹介していきます。

コーヒー豆を粉に挽く理由

まず、コーヒーは豆の状態でも淹れらるのか。
可能かどうかだけいえば、可能です

コーヒーはコーヒー豆の成分をお湯に移すことで、抽出します。
たとえ、挽く前の豆の状態であったとしても、成分を移すことはできます。

ただ、とても非効率的。
かなり時間がかかるでしょうし、成分もうつしきれないでしょうね。
豆の量も大量に使う必要性があります。

なぜなら、豆と粉とでは表面積が違うからです。

粉に比べて豆の状態だと表面積が少ないです。

同じグラム数なら、1,000倍ほどの表面積の差があります。
かなりの差ですよね。

コーヒー豆は粉に挽くことで、1,000倍に表面積が増えます。
そのため、お湯に触れる面積が増え、抽出効率が格段にあがります。

表面積が増え効率があがるので、ほんの数分程度でコーヒーを淹れることができるようになるんです。

これが、コーヒー豆を粉にして使う理由です。

コーヒー豆を粉に挽く時に気をつけること

コーヒーは豆から粉に挽くことで、表面積が増え抽出効率が上がることがわかりました。

「挽けばなんでもいいの?」
「細かくすればするほど、効率がいいんじゃない?」

と思う人もいるでしょうけど、ちゃんと気をつけなければならいないことがあります。

・淹れ方によって、粒度(粒の大きさ)は違う
・均一に挽けているかどうかが大事

ただ挽けばいいというものではなくて、ちゃんと淹れ方やコーヒーの味に合わせて挽くことが大切です。

ちなみに、コーヒーの粒の大きさのことを、”の大きさの合い”で、”粒度“と呼びます。

粒度は、味に直結するので、とても重要な要素です。
詳しく紹介していきましょう。

粒度の種類

粒度とは、コーヒーの粉の粒の大きさの度合いのことです。

コーヒー豆をどの程度の粒度にするかは、コーヒーを挽くときに決めます。
基本的には、ミル(粉砕するマシン)にダイヤル設定がついていて、調節することができるようようになっています。

安価なものなかには、調節することができないものもあります。
その時は、挽き具合や挽くスピードで調節してください。

粒度の目安としては、砂糖と比較すると分かりやすいです。

例えば

  • 粗挽きはざらめ糖以上の大きさ
  • 中挽きはグラニュー糖以上の大きさ
  • 細挽きはグラニュー糖と白砂糖の中間の大きさに相当します。

中細挽きや極細挽きといった挽き具合にすることもあります。

中細挽きは、中挽きと細挽きの中間の大きさのこと。
極細挽きは細挽きより細かいものを指します。

淹れ方や抽出したい味によって、粒度を使い分けてコーヒーを淹れることになります。

淹れ方によって、粒度(粒の大きさ)は違う

粒度は淹れ方によって、適した大きさが変わってきます
具体的には、エスプレッソは極細挽きで、ドリップコーヒーは中挽きなど。

コーヒーの抽出原理から考えると、粒度が細かくなるほど、味が重たくなり。
粒度が粗くなるほど、味が軽くなります。

適度なバランスを見極めることが大切です。

一般的には、以下のような粒度が適していると言われています。

● 一般的な淹れ方による粒度の違い

淹れ方粒度
フレンチプレス粗挽き
ドリップコーヒー中挽き
サイフォン中挽き
ドリップバッグ細挽き
エスプレッソ極細挽き

粉の大きさはコーヒーの抽出時の成分の出方や濾過速度に影響を与えます。

そのため、好みによって、基準から粗くしたり細かくすることで、味を調整することができます。

均一に挽けているかどうかが大事

粉の大きさ(粒度)によって、コーヒーの味に影響がでることを説明してきました。
おいしく淹れるためには、淹れ方に合わせて適度な粒度にすることが大切です。

では、もし粗い粉と細かい粉が混ざってしまっていたらどうなるのでしょうか?

粗い粉と細かい粉が混ざってしまうと、コーヒーの成分の抽出速度が変わります。

細かい部分は早く抽出され、粗い部分は遅く成分が抽出されます。
そのため、バラつきがでた味わいになってしまったり、苦味や雑味といったものが出やすくなってしまいます。

味が大きく変わってしまうため、均一に挽けるかどうかがとても大切になってきます。

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