『ステンレス製のドリップポット』とは、ステンレスを材質としているドリップポットのことで、メタリックな外観が男女を問わず人気を集めている。
ステンレス特有のメタリックさは清潔感があり、調理の場でも王道とも言える色。
サビに強く、耐久性が高いため、コーヒーポットとしても幅広く種類がある。
今回は、そんな『ステンレス製のドリップポット』の特徴・選び方・おすすめモデルについて。
ステンレス製のドリップポットの特徴
まずは『ステンレス製のドリップポット』特有のステンレスの特徴から確認していこう。
メタリックなデザインがかっこいい

『ステンレス製のドリップポット』の魅力の一つが、やはりそのメタリックな外観。
ステンレスは、鉄とクロムの合金のため、特有のメタリックさがある。
そのメタリックさが、食事の場でのアクセントになり高級感を出してくれる。
中には、マット加工したものもあり、落ち着いた色合いのものもある。
マット加工されているものは、指紋汚れもつきにくく、キッチンに落ち着きを出してくれるのが特徴。
サビにくい

『ステンレス製のドリップポット』の特徴の一つが、サビにくいということ。
そもそもステンレスとは、”ステイン”(Stain、汚れ)”レス”(less、ない)で、”汚れがつかない”という意味。
まったくサビないというわけではないけど、クロムを鉄と合金することで鉄と酸素が結びつくのを防ぎ、鉄に比べてはるかにサビにくい素材となっている。
錆びにくいため、サビ止めのための塗装をしなくてよく、そのため金属っぽい光沢のある感じを出すことができている。
また、塗装の必要がないため、衛生的で調理器具でも使うことができている。
耐熱性と耐低温に優れてる

『ステンレス製のドリップポット』は、耐熱性と耐低温に優れている。
つまり、熱いのも冷たいのもどちらでも大丈夫ということ。
まさにポットのような加熱したり冷やしたり両方に使うのに向いている。
そのため、熱源も幅広く対応しているものが多く、直火だけでなくIH(IH200V・100V)やガスコンロ、エンクロヒータ、ラジエントヒータ、ハロゲンヒータ、シーズヒーターなど様々な熱源に対応している。
強度が高い

『ステンレス製のドリップポット』は強度が高く、落としたぐらいじゃ破損することはない。
ステンレスに合金されているクロムと空気中の酸素が反応し膜を発生させるため、傷や汚れに強くなっている。
自己修復機能も多少あるため、ステンレスがメンテフリーと言われている。
また、膜のおかげで塗装の必要がないため、塗装が劣化してボロボロという心配もない。
汚れは落としやすく、衛生的だ。
ステンレス製のドリップポットの選び方
次に『ステンレス製のドリップポット』の選び方について。
使いやすさ

『ステンレス製のドリップポット』を選ぶなら、使いやすさはとても重要。
具体的には、注ぎ口の形状と持ち手の形状。
細口なら、お湯の量一定にでるので初心者向け、根元が太い鶴口タイプは湯量の調節ができる中級者以上向け。
持ち手もものによって持ち具合が違うので、できれば事前に試しておくのがおすすめ。
重さ

『ステンレス製のドリップポット』は、同じステンレスでも材質や加工によって重さが全然違う。
重厚な分、重たい物も多いので注意しよう。
特にドリップポットは、水やお湯を入れて使用するので、中身が入っている場合も想定した重さを考える必要がある。
そのため、必要以上に大きいものはおすすめしない。
ドリップポットに関しては「大は小を兼ねない」ので、必要な容量にちょうど良いサイズのものを選ぼう。
見た目

『ステンレス製のドリップポット』と一口に言っても、見た目はメーカーによって全然違う。
特に表面の加工が違っていて、マット仕立てや黒発色仕上げなど、金属特有の味がある加工をしているものも多い。
せっかく買うなら、実用性だけでなく見た目も気に入ったものを選びたいところ。
ステンレス製のドリップポット人気ランキング
それでは人気な『ステンレス製のドリップポット』を紹介していこう。
- ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ VKB-120HSV4.5
- カリタ ウェーブポット 1L #520734.5
- ハリオ V60 温度調整付き パワーケトル・ヴォーノN EVT-80-HSV3.5
ハリオの人気ドリップケトル「V60ヴォーノ」に温度調節付きの湯沸かし機能がついたモデル。50℃〜96℃の間で1度単位で温度を設定してお湯を沸かすことができる。コーヒーはもちろん、お茶や紅茶、赤ちゃんのミルクを作る時にも役に立つ。もちろん注ぎやすさは、V60ヴォーノと同レベル。細口の注ぎ口でゆっくりとお湯を注いで、簡単においしいコーヒーを淹れることができる。
まとめ
『ステンレス製のドリップポット』について紹介してきた。
ステンレスと一口に言っても、幅広い種類があって、それぞれ見た目も機能性も変わってくる。
自分にあったものを見つけて欲しい。